曲目解説
曲目解説 1. 「Blue Bossa」 JAZZYなボサノバの名曲、CDだけで なく三のバンドのライブス テージではオープニングナンバーとして使われている。 2. 「All of Me.」4.「枯葉」. 6. 「It Could Happen to You 」8.「 Fly Me to The Moon 」は多くのジャズメンから好んで演奏される名曲。4名のメンバ 一によるバランスのとれたプレイを聴く事が 出来る。3.「黒いオルフェ」と7. 「オルフエ のサンバ」はフランス、ブラジル、イタリア合 作の映画「黒いオルフェ」(1959年公開)から。 共にボサノバ、サンバのスタンダードナンバ ーとなっている。5.「スペイン」はジャズピ アノの巨匠チックコリアの代表作。難解な楽 曲ではあるがここでは明るく演奏されており リズミカルでパワフルな演奏が楽しめる。 9.最後はサンタナの名作「哀愁のヨーロッパ」。 原曲にはない哀愁を帯びたイントロに始まり、 ギタリスト小倉の真骨頂を聴く事が出来る。 アルバムの余韻を感じさせるエンディングも 秀逸。いつまでも聴いていたい気持ちにさせ てくれる。
解説 : 戸谷須夫 (ちなみに私もXIです)
解説 : 戸谷須夫 (ちなみに私もXIです)
1950年代初頭に生まれた世代は、音楽環境という点で、他の世代よりも 恵まれているのではないかと思っている。歌謡曲、 民謡といった国産音楽のDNAを色濃く残しながら、アメリカンスタンダードやプレスリー に触れ、欧米においてはビートルズにはじま るロック、フォーク全盛の時代、国内においてはその影響を受けたグループサウンズ台頭の時代に思春期を過ごすことができたから…、 というのは私の独断だろうか?
クロスオーバーXI(イレブン)メンバーのう ち3人は、駒場東邦中・高等学校の第11回卒業生(以下「XIと表記) であり、多感な6年間を、前述の音楽環境の中でそれぞれに過ごした友なのである。そのためグループ名にも懐かしの11を入れたと聞く。
ギターの小倉康嗣ほ日本有数の大手企業の経営陣。その重責にもかかわらず音楽にも本気で打ち込み、繊細で美しい音色のギタープレイのみならず、このCDの企画制作・監修をも一手に引き受ける。そのエネルギーは特筆もの。ベースの牧元秀之は経営コンサルタント。会社も音楽もチームワークとバランスが大事ということか。さまざまなジャンルで長年ベースを弾き続けた基礎がサウンド全体を 支え、楽曲のアレンジや構成にも大きく実力を発揮している。キーボードの永井隆雄の本業は歯科医だが、ジャズピアニストとしても有名な存在であり、自身のCD作品もすでに5作を数える。このCD全般において随所に聞かれる永井ワールドぼ聴きごたえ充分。是非楽しんでいただきたい。今回サポートメンバーとして特別参加してくれた嘉本信一郎は国内はもとより、ヨーロッパにおいても様々な音楽シーンで活躍している新進気鋭ドラマーで あり、軽快で正確なリズムを刻んでくれる。
メンバー3名は卒業から40年を経たが、再び巡り会った彼等が奏でる音楽は、当時の情熱に、積み重ねてきた人生経験というスパイスが加わり、選曲、構成、演奏すべてにおいて味わい深い仕上がりになっている。
また、静寂の中の鼓動を見事なまでに表現したジャケット写真(写真集「タウシュベツ」 より) は士木写真家の西山芳一氏が提供してくれた。もちろん彼もXIである。
尚、クロスオーバーXIの記念すべき初アルバムへ、直木賞作家の浅田次郎氏から熱い激励(?)メッセージが寄せられた。
なぜ彼が?
それはね、彼も同じXI仲間だから。
クロスオーバーXI(イレブン)メンバーのう ち3人は、駒場東邦中・高等学校の第11回卒業生(以下「XIと表記) であり、多感な6年間を、前述の音楽環境の中でそれぞれに過ごした友なのである。そのためグループ名にも懐かしの11を入れたと聞く。
ギターの小倉康嗣ほ日本有数の大手企業の経営陣。その重責にもかかわらず音楽にも本気で打ち込み、繊細で美しい音色のギタープレイのみならず、このCDの企画制作・監修をも一手に引き受ける。そのエネルギーは特筆もの。ベースの牧元秀之は経営コンサルタント。会社も音楽もチームワークとバランスが大事ということか。さまざまなジャンルで長年ベースを弾き続けた基礎がサウンド全体を 支え、楽曲のアレンジや構成にも大きく実力を発揮している。キーボードの永井隆雄の本業は歯科医だが、ジャズピアニストとしても有名な存在であり、自身のCD作品もすでに5作を数える。このCD全般において随所に聞かれる永井ワールドぼ聴きごたえ充分。是非楽しんでいただきたい。今回サポートメンバーとして特別参加してくれた嘉本信一郎は国内はもとより、ヨーロッパにおいても様々な音楽シーンで活躍している新進気鋭ドラマーで あり、軽快で正確なリズムを刻んでくれる。
メンバー3名は卒業から40年を経たが、再び巡り会った彼等が奏でる音楽は、当時の情熱に、積み重ねてきた人生経験というスパイスが加わり、選曲、構成、演奏すべてにおいて味わい深い仕上がりになっている。
また、静寂の中の鼓動を見事なまでに表現したジャケット写真(写真集「タウシュベツ」 より) は士木写真家の西山芳一氏が提供してくれた。もちろん彼もXIである。
尚、クロスオーバーXIの記念すべき初アルバムへ、直木賞作家の浅田次郎氏から熱い激励(?)メッセージが寄せられた。
なぜ彼が?
それはね、彼も同じXI仲間だから。